豆タ~ロウ物語(一巻)昔、一粒の豆が空から降ってきました。豆は、ある子供に拾われて世話されていました。 そして、三年が経った時に忽然といなくなりました。 ちょうど、置手紙が、置いてありました。その内容が、 「今まで三年間ありがとう、これから豆を人間に知らしめるために、 旅に出ます。あなたにもう会うことはないでしょう。 では、お幸せに。 豆タ~ロウより。」っと言ったものでした。 あっさり、育て親は見守ることにしたのでした。 豆タ~ロウは、以後豆と書きます。 豆「あ~何かないかな~?次は、どこ行こうかな~?」 どうやら、豆は各地を移動しながら旅をしているみたいだ。 豆「最近、誰とも会わないな~、何故?」 そこに、アリが来ました。豆はまったく警戒しないで近づいていきました。 豆「ヘロ~、何してんの?仕事か?仕事熱心だね~」 アリ「・・・・?エサ?」 豆「いや、エサじゃないんだけど。とりあえず豆だけど。」 アリ「・・・・!エサ!食べる。いただきます。」 そう言うと、アリは豆を食べようとしました。 豆「い・いや、えさじゃないって、言ってんじゃん。って、食べとる。」 豆「別に痛くはないんでけど、何か、体が削れていく。あ~減っていく~。」 豆は、アリに食べられてしまいました。 アリ「あ~お腹いっぱい。満腹、満足」 アリは、とても満足そうです、でも、何か様子が変です。 アリ「う・ううう。な・何が起こっているんだ?」 アリ「あ・ああああ。顔が変わる、や・やめて~。」 アリの顔が、どんどん変わっていき、ついには。 豆「あ~チェンジ完了。いや~、やばかった。」 なんと、アリの顔が豆に変わってしまいました。 豆「あっはっはは、ザマ~ミロアリめ。あっははは~。」 どうやら、この豆という生物はとんでもない生物のようです。 一巻お・わ・り ジャンル別一覧
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